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この作品は カール・クリストフ・プンツ( Carl Christoph )によって1761年頃に製造されたモデルのフィギュアです。
プンツの経歴は殆ど知られておらず、その出生すら記録がありません。
ミシェル・ヴィクトール・アシエがマスターモデラーをしていた時代、マイセン磁器創成期から活躍したフリードリッヒ・エリアス・メイヤーがマイセンを去った後の1761年から正式なマイセン磁器モデラーとなり、そして1763年からは主任彫刻家、または役員として務め、他界する1765年までマイセン製作工場に在籍していました。
それ以前は作品ごとに制作参加していたようです。
文献によるとプンツが一人で原型を制作したのは1763年以降、主任彫刻家になってからと言われております。
つまり晩年、亡くなる直前の2年間しか作品を制作しておらず、原型制作に携わったのは入荷作品を含め僅か7作品しか存在しないと言われています。
この作品の原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら丁寧に塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
こちらのフィギュアは、秋の収穫を喜ぶ四人の天使達と角の生えたヤギがモデルになっています。
天使たちはぶどうの葉を食べているヤギを取り囲み、ぶどうやぶどうの葉を手に持ち、秋の収穫を堪能しています。
地面に置かれたかごには、溢れんばかりのぶどうが入っています。
このフィギュアは楕円形の土台に固定されています。
土台は岩のような形をしており、ところどころは葉で装飾され、さらに金色でロカイユ(貝殻,小石などのモチーフを特徴とするヨーロッパの 18~19世紀の装飾様式)を使用した装飾で飾られています。
天使達の顔の造作や動きのあるしぐさなどを見てお分かりにいただけるように、まるで今にも動き出しそうな、生きているかのような作品に仕上がっており、髪の一本一本にいたるまで手抜きがなく、マイセンならではの最高の技術です。
こちらのフィギュアには19世紀のマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つである。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル番号 2499 / 画家番号 51 / 形成番号 145 と言う記載があります。
全体的に非常に綺麗な状態の品物です。
修復の痕跡などもなく、欠けやひび割れ、細かな線もありません。
こちらの製品は新品ではなく骨董品(アンティーク品)であることをご了承ください。
デザイン者: カール・クリストフ・プンツ(Carl Christoph)
原型制作年: 1761年
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ 16.5cm 横幅 17.0cm
製造年: 19世紀1870年頃
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