19世紀の銀製品作家エルネスト・カルディヤックのナポレオン時代風純度950の銀製ポットです。
カルディヤックの非常に素晴らしいフランス・リージェンシー期の純銀製ポットで、質感のある地にベラン風のボーダーとストラップワークのモチーフで豊かな装飾が施され、印象的なマスカロンの注ぎ口と、壮大なアカンサスと花が彫刻されたハンドルが付いています。
また、1870年から1904年まで活躍したパリの著名な銀細工師エルネスト・カルディヤックの製造者マークが刻印されています。
1804年にアントワーヌ・ヴィタル・カルデラックによって設立されたカルディヤック家は、世紀を超えて父から子へと受け継がれ、その豊かで精緻な装飾と浮き彫り細工で名を馳せました。
国内外の展示会に出展して多くの賞を受賞し、最終的には1878年の万国博覧会で金賞を受賞しています。
アントワーヌ=ヴィタルの孫にあたるアーネスト・カルデラックは、1900年のパリ万博に著名なデザイナー、ルシアン・ボンヴァレとのコラボレーションによる金銀製品を出品し、同博覧会のカトラリー部門の審査員長も務めました。
パリのオルセー美術館にはエルネスト・カルディヤックの多くの作例が展示されています。
カルデイヤック家は19世紀にクリストフルによってが買収されるまで続きました。
彫刻入りの注ぎ口とハンドルつきで、このタイプのものは水差し、ジャグなどとよばれ、コーヒー、水、紅茶などに使われました。
このような細部に凝った装飾と木製ではなく銀製のハンドルをもった商品は非常に稀です。
ミネルヴァと製造者の品質証明印つき。
1880年頃の作です。
サイズ:1406g、純度950
状態:目立つ大きな欠け、割れ、傷はなく基本的に良好な状態です。
一定金額以上のジュエリーは第三者機関を通して鑑定を行なっております
珍しく貴重な逸品を取り揃えております。大量仕入れは行わず一つ一つ厳選した商品のみ販売しておりますのでご安心ください。
一本一本に異なる魅力を持つからこそ、ゆっくりと時計に向き合っていただきたい。その想いから「予約制」とし、お客様だけの空間・時間をご用意しております。
形状によって出来ないものもございますが、リングのサイズを調整して頂くことが可能です。
現代の既製品にはない、手仕事ゆえのゆらぎや、経年変化による風合い。それらを「傷」ではなく「物語」として愛でる、豊かなライフスタイルの提案。
アンティークは、お客様が手にした瞬間から新しい歴史を刻み始めます。いつかまた誰かの手に渡る時まで、共に時を刻む喜びを分かち合いたいと考えております。